FileMakerとは?
━━━最も優れたシステム開発ツール
- Apple社100%出資の子会社であるClaris International Inc.がリリースするデータベースマネージメントシステムであり、システム開発ツールです。
- 残念ながら日本での認知度はMicroSoft Accessには劣りますし、ややもすると機能面でも劣る?などの誤解もありますが、現状の日本においてのソリューション開発ツールとしてはベストチョイスと断言できます。
当社はClaris社から認定を受けたClaris Partnerです。
- Claris PartnerとはClaris社がビジネス・パートナーとして認定するメンバーシップです。
- FileMakerに関する専門的な知識や開発実績があり、FileMakerを通じての事業を行っている企業が認定されます。
- 当社は2009年からこの認定を受けています。
- 詳しくはFileMakerサイト(https://www.claris.com/ja/filemaker/)をご覧下さい。
━━━お客様の用途や環境に合わせた選択が可能です。
- FileMakerの強力な機能のひとつとしてマルチプラットフォームがあります。
- 見出タイトルで示したように、ご利用のPCがWindowsでも、Macでも。
- あるいは双方のブラウザ経由でもソリューションを運用する事が可能です。
- さらにモバイルデバイスとしてiPad、iPhone、iPod Touchなどでもお手軽にデータを持ち出したり、外出先でサーバーにログインしたりしてのシステム運用が可能です。
FileMakerでのシステム開発はよく「早くて(開発期間が)、安くて(開発費が)、使いやすい(インターフェイス)」と言われます。
本当でしょうか?その理由を述べますと、
━━(1)早い!
- 開発期間が早いといわれる理由はやはりFileMakerが他の開発ツールと比較して高機能な点です。
- プログラムの記述ですが、AccessはVisual Basicという言語でいちからタイピング。4D(4th Dimention)ではメソッドという独自の言語でやはりいちから記述していきます。
- それに対しFileMakerはスクリプトという概念で、入力を選択してゆく方式がとられています。
- もちろん式を記述する場合も多々ありますが、全体の比率としては他のツールよりも記述の比率は少なく、タイプミスやプログラミングの論理的ミスを犯す可能性が元々少なくなっています。
- また豊富で高機能な関数が充実している点もプログラミングを多いに助けます。
- 簡単に言えば他のツールで30行書かなければならないところを10行ですむ、というイメージです。
━━(2)安い!
- これは一概には言えませんが、開発費とは技術料と人件費が主となりますので、その工数が減れば自ずと人件費も低減できます。
- あくまで主観ですが、過去、他社様と競合になったときの相場感として、他のツールでの開発費にくらべ約2/3以内の費用ですむ場合が多々あります。
━━(3)使いやすい!
- これは断言できますがFileMakerは他のツールにくらべてユーザーが使いやすくなるような仕組みが断然豊富です。
- またインターフェイスのレイアウトの自由度も比べものにならないほど。
- ちょっとした入力補助の動作を作るにも、元々その機能が備わっているものと、それらを表現するためにプログラミングするのでは、使い勝手に大きく影響します。
- と、良いところばかりなのですが、デメリットとしては元々備わっている機能が豊富であるがゆえ、常にCPUを動かす必要があり、そこそこのマシンパワーが必要です。
- またサーバー、クライアントの関係では転送するデータ量も多いので高速な通信インフラも必要です。
- とはいえ、そこは作り手次第というか設計を工夫して高速化する事もできるので、これも一概にデメリットとは言えないかもしれません。
- Digital Asset Management(DAM)という言葉があります。デジタル資産管理の意味です。
- 日々の業務で扱うデータやソフトのファイル形式にはいろんな種類があり、それらを別々に管理するのは大変ですよね。
- でもファイルメーカーはそれらのファイルを保存、管理することができます。
- 例えば、あるプロジェクト案件ではワードで作った膨大な量の議事録とか、現場写真、取材したムービー、客先に提出用のエクセルファイル、CADの平面図などなどいろんなファイル形式があります。
- それらを案件毎に管理し、必要な時に瞬時に検索し、お客様先でそのファイルをiPadで展開する。
- なんてこともできるのです。